公演は終了致しました。多くのご来場、誠にありがとうございました。
これまでは、授業やオーディションで「たまたま集まってきた」人と作っていたわけですが、今回、はじめて自分の手で出演者を選ぶことになり、はたと困った。 「一緒にいたい人」と、「一緒に舞台を作りたい人」はぴったり一致するわけでない、ということと、 なにより今回もまた、ストーリーやコンセプトを決めないまま始めているからです。 どんな作品になるかわからないままにパフォーマーを選ぶ、というのはとても難しい。 今回、最初に声をかけたのが、上海のアートフェアでたまたま出会ったDearbornで、 彼女がたまたまタイ人だったのを縁にタイに出かけ、出会った中から数人を選びました。 しかしそもそもDearbornは舞台に立った経験がない。 どうなるかわからんけど面白そうだから誘ってみた、という。 なんという意志薄弱、と怒られそうですが、最後にはダルマの目のようにちゃんと意思が入るはずで、 その意思がどんなものになるかというのは、以下出演者とスタッフによる。 そんな作り方。ご期待ください。
演出:高嶺格
出演:Dearborn K. Mendhaka、Pakorn Thummapruksa、Ratchanok Ketboonruang、Preeyachanok Ketsuwan、
Nattiporn Athakhan、朝倉太郎、伊藤彩里、木村敦子、トミー(chikin)、ニイユミコ(花嵐)、諸江翔大朗、児玉悟之
スタッフ:舞台監督_尾崎聡、照明_葛西健一、音響_山崎伸吾、映像_小西小多郎、宣伝美術_木村敦子
2009年8月8日(土)7:00pm、8月9日(日)1:00pm/5:00pm
会場 : アイホール(伊丹市立演劇ホール)
photo:Takezaki Hiroto